東海道五十三次の中でも、三条大橋から大津宿までは比較的歩きやすい区間と言われている。
ただ、実際に歩いてみると、想像していたよりもアップダウンが多く、じわじわと体力を使う道だった。
今回は、実際に歩いた体感とスケジュール感をまとめてみる。
■ 三条大橋〜大津宿の基本情報
距離:約11.4km
所要時間:約7時間(ランチ、途中休憩含む)
今回のおおよそのスケジュールは以下の通り。
・9:30 三条大橋出発
・12:00 山科駅前到着(昼休憩 約1時間)
・14:30 髭茶屋の追分道標
・15:30 逢坂の関
・16:30 大津駅付近到着
■ 実際に歩いて感じたしんどさ
桜が残る4月上旬に歩いたが、昼過ぎからは春とは思えない日差しの強さだった。つば広の帽子を持って行って正解だったと思う。
まず蹴上付近から九条山に向かって、緩やかだが長い上り坂が続く。急ではないものの、距離がある分じわじわと効いてくる。
浄水場を過ぎてしばらくすると下り坂になり、車石を再現したスペースが見えてくる。ここで一度休憩するのがおすすめ。
そこから先は、現在では民家の生活道となっている旧東海道に入り、山科までは比較的平坦な道になる。山科駅周辺で昼休憩を取るとちょうどいい。
山科を過ぎると、再びゆるやかな上り坂が続く。雰囲気のある良い道なのだが、疲れが出てくるタイミングなので、思っている以上に体力を使う。
■ 途中の休憩ポイント(八ツ橋のお店)
六地蔵の井戸を過ぎてしばらく歩くと、八ツ橋のお店がある。
ここはトイレも貸してもらえるため、休憩ポイントとしてちょうどいい場所。
ちなみに八ツ橋は、江戸時代の人物・八橋検校に由来すると言われている。検校は箏曲の名手であったことから、現在の八ツ橋の形は琴を模しているともされている。
(検校は盲人音楽家の中の最高位の役職であり、大河ドラマ「べらぼう」でも描かれていましたね)

■ 見落としがちなポイントと注意点
三条から大津までの旧東海道には、小さな石碑や史跡が点在している。
ただ、ひとつひとつ立ち止まっていると、想像以上に時間がかかる。時間に余裕がない場合は、ある程度見どころを絞って歩く方が良さそうだ。
■ 途中で切り上げるなら
逢坂の関の手前には、京阪電車の大谷駅がある。

旧東海道のルート上では、山科駅とこの大谷駅が比較的アクセスしやすい場所になる。
時間配分や体力に応じて、ここで電車に乗って旅を終えることも可能。
■ まとめ
この区間は距離だけを見るとそこまで長くはないが、坂道が多く、体力的には想像以上に負担がかかる。
ただその分、実際に「歩いた」という実感が強く、東海道らしさを感じられるルートでもあった。
これから歩く人は、距離だけで判断せず、時間と体力に余裕を持った計画を立てるのがおすすめ。


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